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カメリアが教えてくれたこと

 

誰もが知っている人

 

今日は地球中を賑わしている現象に触れてみたい。そう、パンデミックについて少しだけお話してみようと思います。

僕たちが携わっている洋服は、パンデミック以前から大量生産・大量消費で、価値を世の中に伝えきれていない企業は淘汰されてきました。そこに追い打ちをかけ、傷口に塩を沢山擦り込んできたのがパンデミックですね!!さすがの僕も、「こんなことって本当にあるんだなぁ~」って途方に暮れそうでした。この事実を知るまでは!!

その事実を知るや、能力のない僕でも「なんとか乗り切ってやろうじゃないか」と勇気をもらったお話しをします。

その事実とは、皆さんご存じのシャネルの生涯だったのです。

 

 

シャネルからのメッセージ

ガブリエル・ボヌール・シャネル1883819日、フランスの慈善病院で誕生し、1971110日にホテル・リッツで旅立ちました(87)

シャネルが生きた87年間に起きた出来事といえば、大きな戦争が2回、スペンイン風邪というパンデミック、そして世界恐慌。その他にも細かい出来事は多数あったと思いますが、強烈なインパクトのある出来事はこの4つではないかと思います。その期間にも彼女は、数えきれない偉業を成し遂げました。(知人から聞いた話なのでちゃんと調べていないです。もし間違っていたらゴメンナサイ!)

戦争や疫病の環境下であれば、普通の人は着る服のことの優先順位なんて下位になるでしょう。しかし彼女は、そのような環境でも次々と新しいスタイルを浸透させ、服のスタイルだけではなく香水やバックで世界中を虜にしました。

逆風も半端ではなかったようです。愛する人との死別(2回?)。第2次大戦でブティックの閉店や3,000人の雇用解雇。さらには、複雑な境遇や政治的・軍事的な圧力によって母国フランスを追放されるなど(逆風はこれだけではないのですが、書ききれない)。それでもへこたれず、71歳でカムバックし女性の生き方を変えました(開放した)

時間を今に戻しましょう。シャネルの時代背景と今は少しクロスする部分はあるような気がします。もちろん、僕のような人間が10回生まれ変わって、不眠不休で働いたとしても、到底彼女のような次元に到達することは間違ってもありません。でもですよ、服を着るという概念をあのような環境下で浸透させ、更には独自のスタイルをシャネルが確立させた事実は間違いなく、パンデミック下にいる今の僕たちへの強烈なメッセージなのですよ。きっと!!

 

今日も楽しく行きましょう!!

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