画像のような壁を何かの形でくりぬいた模様、沖縄の景観に必ず登場するデザイン!
沖縄の建築物に欠かせない生活様式?建築様式?の「花ブロック」はいつから存在するのかな?建物関係の方に聞いたら以外にも戦後らしいです。戦前は木造建築が殆どで、戦後アメリカの建築様式が沖縄に入り(いわゆるコンクリート)、夏は暑いので風通しを良く出来ないか?という視点から沖縄の有名な設計士さん達が創意工夫して今に至っているらしい!
よく見ると、みんな個性があり似ている形でも微妙に異なる。見ているだけで楽しい!!
よく考えたなって思います。しかし、このデザインはどこが出発点なんだろう?
疑問に思ったら調べたり、専門家に聞けば良いのに、それが面倒くさいので好き勝手に想像していた。結局、時間が経つに連れ、蔑ろになりそうな雰囲気のまま、2年~3年はほったらかしていた。2014年くらいかな?南風原(はえばる)という町に資料館があり。仕事で訪ねる機会があった。そこで昔の文様を収集した画像を見たときに、これって「花ブロック」に似てる!絶対そう!そうしよう!になり、それから文様からインスパイヤされたデザインを何回かやったことがある。実にトレビアンな感触!
ここ数年、花ブロックを基調にしたデザインを何回かトライしたが満足の行くレベルまで昇華しきれない。「なんでかなぁ」「どうして」と少し悩んではを繰り返し、思い当たる節が出てきた。実際に触ったことがなかったんだ。車からの風景や画像、近くまで見はするも触ったことがない。
実際に触ってみた!その日は少し風があり、花形に括られたところに手を入れてみると風が通る感触が「心地よい」。このフィーリングをデザインに表現してみよう!!
やっぱり実際に見て触ると全然違うね!!実物は!!
2022年のデザインが自分でも待ち遠しい。
このデザインは2022年とは関係ありません。